機能性の高いオフィス家具の選び方とは?作業効率アップに活躍!
オフィスで使う家具を選ぶときに、最優先すべきは使い勝手の良さです。
従業員の集中力を保ち業績をアップするためには、機能性が高いオフィス家具を使うことが大切。優秀な人材がしっかり自分の力を出せるように環境を整えていきましょう。
どんなことに気を付けて選べばいいか分からないという方のために、ここでは機能性が高いオフィス家具の考え方、選び方を紹介します。
これから新しくオフィス家具を買うという方はぜひ参考にしてください。
目次
機能性が高いオフィス家具の選び方
機能性が高いオフィス家具の選び方では、まず何が企業にとって重要であるかを理解することが大切。
最重要事項は「従業員が業務に集中できる環境」を用意することです。
従業員の集中力を上げるためには「気が散る・邪魔になるものを排除する」必要があります。
たとえば、以下のようなものです。
- 使い勝手の悪いデスクや資料棚
- 体に負担があるチェア
- 人からの視線
これらの問題を家具で解決していきましょう。
重要なことは業務内容に適したサイズや種類であるかどうか
使うデスクやチェアが、業務内容に適したものであるかどうかが大切です。
購入時には「この業務ではこう動くから大きいデスクが便利だ」など、理由をつけて選ぶようにしましょう。
また、空間には限りがあります。人数や用途に合わせたオフィス家具でなければ、無駄に空間をとって行動しにくくなるだけでしょう。
会議用のテーブルも含め、まずはどれだけの人が使うものなのか、どのような用途で使うのかを考えてから購入してください。
ちなみに、デスクサイズは以下の3つが代表的です。
- 幅:80〜120cm×奥行:60cm・・・一般的なサイズ。営業職などあまり机を使わない仕事におすすめ
- 幅:120~140cm×奥行:60~80cm・・・書類仕事がメインの一般事務におすすめ
- 幅150cm以上×奥行70cm以上・・・パソコン作業がメインのプログラマーなどにおすすめ
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目的に合わせたデスクを選ぼう! 種類と特徴
以下の6つはオフィスで使われているデスクの種類です。
各デスクの特徴を確認し、前述したデスクサイズと合わせて、作業内容やオフィスの広さにあったものを選んでください。
【平デスク】
天板に足がついているだけのシンプルなデスク。収納はついていません。
前や後ろの区別がないため、レイアウトが自由にできます。工夫して並べられるので、狭い空間で便利です。
【片袖デスク】
左右どちらかの天板の下に収納がついているデスク。
収納がついているため前後の区別はありますが、サイズが豊富で汎用性の高いデスクです。
【両袖デスク】
天板下の左右両方に収納がついているデスク。大きいサイズの商品が多く、広い空間向けです。
抜群の収納力を誇ります。
【ラウンドデスク】
天板の真ん中がなだらかな曲線を描いているデスク。パソコンデスクとして使われることが多い商品です。
【L字型デスク】
L字型をした天板で、パソコンやプリンターなどの機器を複数台一緒に使用できるデスクです。
サイズが大きいため、広い空間向けとなっています。
【フリーアドレスデスク】
長机です。複数の人間が並んで座れる横長のデスクで、長方形に並べて会議で使われたり集めて大きなテーブルとして使われたりします。
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長時間の作業に耐えられるチェアを選ぼう! ポイント2つ
デスクワークにおいて、チェアは人に与える影響が高いもの。
正しい姿勢を保つ調整機能付きのチェアを選ばないと、従業員の体調やモチベーションに影響を及ぼします。
チェアを選ぶときに大切なポイントは「安定感」と「耐久性」。この2つが守られていないチェアでは、体が痛くなって仕事どころではなくなってしまうでしょう。
おすすめは、簡単に座面が凹まず姿勢をサポートしてくれるチェアです。使用者の体形に合わせて調節可能なチェアもあるので、長時間座っても疲れないものを選んでください。
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集中力を増す! 防音・遮音性の高いパーテーションを選ぼう
仕事中に人の動きや声、物音などが気になって作業が進まないという状態は、避けたいものです。
そんなときに役立つのがパーテーション。パーテーションはオフィス内を区切るほかにも、セキュリティや防音面で使えます。
おすすめなのは、防音性・遮音性が高いパーテーションです。人の移動に伴う色や音からの刺激を押さえ、業務に集中できるようにしてくれます。
パーテーションにも複数のサイズがありますが、それぞれにおすすめの用途は以下の通り。
- 112〜132cm:座って人目が気にならない高さ。空間の区切り、デスク同士の目隠しなど。
- 152〜172cm:立って人目が気にならない高さ。打合せスペースやコピー機周辺の区切りなど。
- 192〜215cm:人影や声、物音などがほぼ気にならない高さ。応接室やロッカールームなど。
パーテーションはスライド式がおすすめ
パーテーションが無地で大きなものだと、空間に閉そく感が出てしまいます。そのためおすすめなのは、スライド式のパーテーションにすること。
普段は収納しておけるため、オフィス内を広々と見せることができます。
さらにスライド部分が半透明のアクリルや模様が入ったものであれば、引き出して使うときにも周囲から中が見えません。
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ラックやキャビネットを選ぼう! ポイントはファイルメーターを目安にすること
ファイルメーターとは、書類を積み上げたときの厚みをm単位で表したもの。オフィスで使うラックやキャビネットは、これを基準にするとぴったりのものが選びやすくなります。
ただし、実際に購入する前には、現在のファイルメーターから半年後にはどのくらいに増えているかの予測が大切です。少し大きさに余裕があるものを選んでください。
機能性の良いオフィス家具で業績アップを狙おう
機能性に優れたオフィス家具を使うことで、従業員の体への負担が少なくなります。その結果、集中力も増すため作業効率も上がり、仕事へのモチベーションも下がりにくくなるはずです。
オフィス家具を購入するときは、まずは機能性、それから見た目の順番で選ぶようにしましょう。
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