オフィス移転の理由とは?オフィス移転時は目的も明確に
新しいオフィスの立地や借りる部屋によっては、生産性の向上、経費の削減、企業ブランディング力の向上などのメリットが得られます。
本記事では、オフィス移転の理由と、目的を明らかにするべき理由を解説します。
オフィスを移す理由について考えれば、失敗を防げます。新しいオフィスの設置を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
目次
オフィス移転の理由
はじめにオフィス移転の理由を8つ紹介します。オフィスを変える理由には様々なものがあります。
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社員の増減によって
社員数にあわせてオフィスを変えるケースは多いです。
業績が向上し、社員を増やせば、デスクやロッカーを置くスペースが追加で必要になります。狭いオフィスでは業務効率の低下も起きやすいです。
反対に、社員数が減った場合もオフィスを変更する場合があります。狭い部屋の物件を借りれば、経費削減になります。
社員数に合った部屋の物件を契約することで、作業効率の向上や経費削減効果が期待できるのです。
働き方の変化によるもの
近年、働き方改革を導入する企業が増えています。働き方改革には、離職率を下げられたり、生産性が向上したりするなどのメリットがあります。
オフィスを移転すれば、働き方の変化への対応も可能です。
例えば、テレワークの導入によって、オフィスが狭くても仕事が進められるケースが増えています。
広いスペースが必要なくなった場合、狭いオフィスを新規で契約したり、レンタルオフィスの利用を始めたりする企業が多いです。
家賃の問題(経費削減)
家賃の支払いが難しくなった場合、経費削減のためにオフィスを変更する場合があります。
会社を経営する上で、賃料が適切でない場合、負担がかなり大きいですよね。今よりも安い賃料のオフィスに契約すれば、毎月かかる賃料を抑えられます。
長期的に考えた時、賃料の安い物件への契約で大きな経費削減効果を期待できます。
生産性向上
オフィスが広くなれば、生産性の向上にもつながります。
一人ひとりの作業スペースを広げれば、資料を広げやすくなったり、作業がしやすくなったりします。
広い部屋では、作業スペースの分割も可能です。作業チーム別にスペースを分けたり、集中スペースやリラックススペースを設けたりすれば、生産性を向上できます。
新しくてキレイな物件を契約すれば従業員のモチベーションもあがります。
全体の作業効率やモチベーションアップのために、広くてキレイな物件への移転を検討する企業は多いです。
企業ブランディング
移転先の立地によっては、企業ブランディングもできます。同じ業種の企業が集まる場所にオフィスを置けば企業のブランディングになります。
立地によって、集まっている企業や地域のイメージはさまざまです。
例えば、アパレル企業の場合、渋谷・原宿・表参道、電化製品を取り扱う企業は秋葉原などにオフィスが密集しています。
企業イメージや取り扱っている商品に合った立地にオフィスを設ければ、企業ブランディングができるのです。
多くの人が魅力的に感じる好立地のエリアにある企業は、顧客からのイメージアップや採用にしやすさにもつながるでしょう。
老朽化
オフィスが老朽化した場合も移転を考えるタイミングです。
建物の劣化によってオフィス移転をする場合、企業側の希望が無くとも変更を余儀なくされるケースが多いです。建物が古くなって修繕や取り壊しを行う必要がある場合、建物の持ち主の意向で、物件の再契約を断られてしまうのです。
組織体制の変更
組織体制の変更により、オフィス移転をおこなうケースがあります。
事業拡大によって新しい部署を設立した場合や、新規事業のために社員数を増やした場合などは、より広い作業スペースが必要です。
反対に、業務縮小した場合、狭いスペースでも問題なく仕事を進められます。狭いオフィスへの契約は、経費を抑える効果もあります。
組織体制の変化に伴い、必要なオフィスの広さは変化するのです。
自社ビルを購入した
自社ビルを購入したため、オフィスを変更するケースもあります。
資金に余裕のある企業の中には、中古のビルを購入したり、土地を購入しビルを建設したりする企業もあるのです。
自社ビルの購入は、長期的な費用削減効果や、自由なレイアウト変更が可能になるなどのメリットがあります。
自社ビルの購入によって、社員の企業への帰属意識が高まったなどの声もあります。
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フィス移転の目的を明確にした方が良い理由
オフィスの移転を検討する際は、目的を明らかにしましょう。オフィスを変える理由は、「経費削減効果を得るため」、「組織体制や従業員のニーズに合ったオフィスにするため」などさまざまです。
変更理由を明確にすれば、失敗を防げます。
例えば、企業ブランディングが目的であるのに、企業イメージに合わない場所や建物の物件を選んでも、ブランディング効果は期待できません。
また、働き方改革で従業員の仕事を快適にするために作業スペースを広げたい場合は、今よりも広い部屋がある物件選びは絶対条件になります。
「移転によってかえって居心地が悪くなってしまった」などの失敗を防ぐためにも、目的は明確化しましょう。
また、オフィスの変更を検討した理由を明らかにすれば、物件選びの時間を短縮できます。移転理由が明確化されている場合、物件選びの基準ができるので、迷いも少なくなるのです。
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目的に沿ったオフィス移転を実現しよう
本記事では、オフィス移転の8つの理由と、オフィス移転の際には目的を明らかにするべき理由を解説しました。
オフィスを変える理由には、「経費削減効果を得るため」、「組織体制に合ったものに変更するため」などさまざまなものがあります。現在のオフィスの変更を検討する際は、目的をはっきりさせることで、物件選びの基準ができ、失敗を防げます。
オフィス選びの際は、現状の課題や移転する目的を明らかにしたうえで取り組むと良いでしょう。
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