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オフィスに設置するパーテーションの種類と選び方のポイント

    パーテーションは新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどの感染症対策にはもちろん、間仕切りや目隠し効果も期待できるアイテムです。広いオフィスを区切って環境を整えるという意味でもパーテーションが活用されています。

    パーテーションが1枚設置されているだけで開放的な環境が細かく仕切られるため、一人ひとりのワークスペースや居場所が確保され、安心感を与える効果もあります。ただし、大きなパーテーションは圧迫感を感じやすいため、サイズや素材を工夫しなければなりません。

    この記事では、オフィスにパーテーションを設置するメリットやパーテーションの種類を詳しく紹介します。

    オフィスにパーテーションを設置するメリット

    オフィスにパーテーションを設置すると、大きく3つのメリットが得られます。プライバシーの保護・防音効果・雰囲気づくりの3点についてチェックしていきましょう。

    プライバシーの保護

    パーテーションを設置すると、空間が物理的に仕切られるためプライバシーの保護に活用できます。物理的な壁の役割を果たし、目隠し効果を与えるため、他者のプライバシーや重要情報を覗き見てしまうトラブルも防げます。

    広い空間で多くの人が働いている環境ほど機密性やプライバシーが失われやすいため、パーテーションが活躍します。壁で仕切られていない所には大きなパーテーションを設置し、ミーティング用のブースにすることも可能です。

     

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    防音効果

    パーテーションのサイズによっては、防音効果も期待できます。パーテーションの壁によって音の広がりが抑えられるので、話し声や電話のコール音、マウスのクリック音やキーボードのタイピング音も気になりにくくなるでしょう。

    雰囲気づくり

    パーテーションによる間仕切りは雰囲気づくりにも役立ちます。壁よりも圧迫感が少ないので、オフィスの開放的な雰囲気を壊す心配がありません。一方で、打ち合わせや会議用のスペースはしっかりと確立させられるため、独立した空気感をつくりだすこともできます。

    パーテーションの種類

    パーテーションには、ロータイプ(置き型)と、ハイタイプ(施工型)の2種類が挙げられます。それぞれの特徴やメリットを詳しくみていきましょう。

    置き型(ローパーテーション)

    ローパーテーションは、空間を完璧に仕切る必要がない場合に設置されるパーテーションです。ハイパーテーションと違い、施工の必要がなく床やデスクに立てるだけで完成します。

    多目的にスペースを活用したいときは、置き型のローパーテーションが役立ちます。施工の手間や費用もかからず、手軽に設置場所が変えられる点もメリットといえるでしょう。

    施工型(ハイパーテーション)

    ハイパーテーションは、置き型のローパーテーションでは不十分な場合に検討したい設備です。壁が造れなくても、ハイパーテーションの施工によって空間をしっかりと仕切り、複数のスペースができあがります。

    床から天井まで声を漏らしたくない、目が合わないように動線を設計したいといったニーズにも応えられるアイテムです。

    パーテーションの選び方

    パーテーションの選び方として意識したいのは、「利用目的」「高さ」「素材」「色」「安全性」です。それぞれのポイントをチェックしていきましょう。

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    利用目的

    防音や間仕切り、スペース作りといった利用目的を決定しましょう。目的が決まっていれば、オフィスに必要なパーテーションのサイズ感や色などがイメージでき、絞り込みがしやすくなります。

    高さ

    パーテーションには、机と机の間に設置する簡易的なものからデスクや空間を仕切るもの、壁の代わりに施工するものなどさまざまなサイズが揃っています。

    110cm程度のものは視線を遮る効果があり、200cm以上は壁代わりに使うことができます。大まかな高さを決めておけば、最適な製品が選びやすくなるでしょう。

    素材

    素材にこだわることで、デザイン性や防音性といった機能をオフィスに付加できます。オフィスらしいスタイリッシュな印象に堅牢性や耐久性をあわせもっているスチール製やアルミ製のパーテーションは、壁が作れない場所に適しています。

    自由に設置位置を変えたいときは軽量なPET素材やアクリル素材を、棚を取り付けるようなアレンジでは有孔ボードを選ぶなど、用途に応じて素材にもこだわってみてください。

    オフィスのイメージに統一感を与える色については、定番のホワイト・グレーのほかにもナチュラルやクリーム、ビビッドな色味も選べます。

    同じオフィス内でもデスク付近とミーティングスペースのように場所によって色味を変え、印象を変化させられるでしょう。

    安全性(安定性)

    重量があるパーテーションは、ぶつかったり地震で揺れたりといったトラブルの際に倒壊のおそれがあります。

    施工不要のローパーテーションは、ネジ部品による床への固定が難しい場合には安定脚を使ったり隣同士でパーテーションを連結させたりと、自在な使い方ができます。安定性に不安があるときは、施工タイプのハイパーテーションも検討してみてください。

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    目的やニーズに合った製品をチェック

    今回は、オフィス内のスペースを有効活用できるパーテーションのタイプや選び方ついて紹介しました。

    パーテーションは区切りとして使われ、プライバシーの保護や目的ごとに空間を分ける機能があります。サイズやデザイン、色のように視覚的に判断できる部分以外にも、簡単な目隠し効果を与えるのか、空間全体を区切って部屋として使うのかといった用途・目的を決めて製品を選ぶことをおすすめします。

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